コンセプト
CONCEPT
KUMAMOTO WINE FARM CO., LTD.
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ワインを楽しんで
いただきたい
私たちはワインを提供するだけでなく、日常にワインを取り入れてもらうことで、お客様の人生をさらに豊かにするようなライフスタイル提案をして参ります。 例えば、誕生日や特別な日だけでなく、毎日の皆様の食卓にも私たち熊本ワインが身近な存在になりたいと考えております
熊本ワインファーム株式会社 代表取締役社長
KUMAMOTO WINE FARM CO., LTD.
菊鹿町葡萄生産振興会と共に歩んだ20数年の歴史。
1999年に創業。 同年に菊鹿町葡萄生産振興会を設立し、契約栽培でワイン用ブドウ品種「シャルドネ」「カベルネ・ソーヴィニヨン」の植栽を行いました。当時は契約農家3軒でスタートし、二人三脚で地域と一丸となって試行錯誤を行いブドウ栽培の模索をしてきました。栽培未経験の生産者の苦労は計り知れません。4年目に入り、ようやく収穫ができるようになった頃に、当時国内では初の試みである夜間収穫の「菊鹿ナイトハーベスト シャルドネ2003」を醸造。ナイトハーベスト 収穫のポイントは、如何に果実を傷めず畑から運び出すかである。そのためには気温が下がる時間帯の収穫が望ましい。プラスの効果として、ワインへ寄与する香気成分が最大限に高まるタイミングでもある。翌年の国内のコンクールで金賞を受賞し、ブドウ産地としてのテロワールの片鱗を示し始めました。現在は31軒のブドウ生産者と精力的に生産技術と品質の向上に励んでいます。
ブドウに関して
契約栽培にて地域に密着した農業形態で31軒の生産者と世界に通ずるワイン造りを行っています。 熊本県北部の山鹿市菊鹿町は年間日照2000時間を超える気象条件です。また、果実の成熟に大事な要因のひとつ夜温は熊本中心部と比較すると5℃前後低いためポジティブに影響します。 中山間地域に位置し盆地で風通しが良く、表層は山砂が多くみられ水はけが良く、土壌は褐色低地土(排水性)や火山灰由来の黒ボク土(保水性)が特徴の圃場が多く見られバランス良く入り混じり点在しているため、特徴のあるブドウの仕上がりに貢献しています。 また、多雨な地域ですが、果実を病害から守るためレインカット施設を導入し排水環境を整えています。この施設のおかげで、必然と減農薬での栽培が可能となっています。 栽培管理では、開花期から早めの徐葉を行い、果実の衛生状態や生育をコントロールしています。 このような「キャノピーマネージメント」によって、健全なブドウをつくりテロワールを生み出しています。 また、水稲が盛んな地域で全国トップクラスの高品質な米が収穫されおり、山水から流れ出た冷涼で清澄された水が品質に大きく影響し、地表以下の温度は保たれ、ブドウ根の動きや品質に影響しています。 丹精こめて育てられたブドウの収穫は生産者が全て手作業で、1房1房選別しながら丁寧に収穫を行っています。
ワインに関して
地域特性(区画ごとの気象条件、地質、土壌、ブドウ品種とその熟度など)により大きく味わいが変わります。 製造工程では、ブドウの圧搾加減や、醗酵温度でも仕上がりが左右されます。他に酵母の選抜などにより、ワインの方向性を促しています。 樽を使う場合には木材産地も重要な要因となります。凝縮された果実感や洗練された本来ブドウが持つポテンシャルを最高の状態に導くため、造り手はあれやこれやと妄想しながら取り組んでいます。
商品について